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===LED制御===
===LED制御===
  dtparam=act_led_trigger=default-on        # slow blink for green
  dtparam=act_led_trigger=default-on        #green light on
  dtparam=pwr_led_trigger=mmc0        # microSD for red
  dtparam=pwr_led_trigger=mmc0        #microSD for red
===基本構造===
===基本構造===
{| class="wikitable" summary="FHSに定義された基本構造"
{| class="wikitable" summary="FHSに定義された基本構造"

2024年9月18日 (水) 13:27時点における最新版

LED制御

dtparam=act_led_trigger=default-on        #green light on
dtparam=pwr_led_trigger=mmc0         #microSD for red

基本構造

ディレクトリ 説明
/ root。ファイルシステム全体を見渡せる頂点の場所
/bin binaries。一般ユーザ、管理者が利用するコマンドを配置 (142)
/sbin sytem binaries。主にシステム管理者が利用するコマンドを配置。ただし場合によっては一般ユーザも利用可能(例:init、ip、mount)(159)
/boot システム起動時に必要なブートローダ関連のファイルや、カーネルイメージを配置 (26)
/dev device。システム起動時に接続されているデバイスがチェックされ、自動的に作成される。/dev/null など (19)
/etc etcetera。システムやアプリの設定ファイル格納庫。初期ベル研のUNIX実装文書では単に「その他 = etcetera」のためのディレクトリだった (162)
/lib library。/bin//sbin/ などの基本アプリが利用する共有プログラムやモジュールの図書館 (23)
/media removable media。USB や DVD など外部ストレージの接続ポイント (0)
/mnt mount。外部ファイルシステムの一時的な接続ポイント (0)
/opt option。追加でインストールしたパッケージ(アプリ)を配置 (1)
/proc process。カーネル内部の情報にアクセスするための仮想ファイル (151)
/run 実行時の可変データ (38)
/tmp temporary files。ファイルの一時的な置場。マシンを再起動すると内容が消える
/usr 全ユーザが共有するデータを配置。ユーティリティ、ライブラリ、コマンドなど (8)
/usr/bin 一般ユーザ、管理者が利用するコマンドを配置(734)
/usr/sbin システム管理者のみが実行できるコマンドを配置(117)
/usr/lib 各種コマンドが利用するライブラリを配置 (51)
/usr/include 標準includeファイル群 (153)
/usr/src source code。ソースコード(例:カーネルのソースコードとそのヘッダファイル群など)(0)
/usr/share shared。x86など、アーキテクチャに依存しない共有データ。manフォルダなどもここ。(96)
/usr/games なぜか必須のゲーム用ディレクトリ (0)
/usr/local 個人で作成したコマンドなどを配置。通常、さらにサブディレクトリとして bin/lib/share/ などを持つ (9)
/var variable。システム運用中にサイズが変化するファイルを配置(例:ログ、スプール、一時的電子メールファイルなど。別パーティションとすることもある)(12)
/var/log システムやアプリのログファイルを配置
/var/lib 状態情報。プログラムの実行によって更新された永続性データなど。(例:データベース、パッケージングシステムのメタデータなど)
/var/cache アプリケーションのキャッシュデータ。時間のかかるI/Oや計算によって生成されたデータなど。従って再度生成することも可能なので、削除してもデータが失われるわけではない(時間は無駄となる可能性がある)
/var/lock ロックファイル群。使用中リソースを保持するファイル。
/var/run 最近のブート以降の走行中システムに関する情報。(例:現在ログイン中のユーザー、走行中のデーモンなど。FHS3.0 では /var/run は /run に置き換えられる。システムは後方互換性のために /var/run を提供するか、/var/run から /run へのシンボリックリンクを提供しなければならない
/var/spool 処理待ち状態のタスクのスプール。(例:プリントキュー、未読メールなど)
/var/tmp 一時ファイル置場。/tmp と異なりリブートしても内容が失われることはない