僕にとって最も身近な資産であり、神が作った作品でもあるので。数学よりも神のプログラミング手法やマネジメント手法、デザインや領地管理のセンスを知れる。

進化論を受け入れる人は、山崎パン工場が勝手に発生する可能性も受け入れないといけない。まぁ、大抵の人は物事をブラックしたまま単純化するので、ビックバンとか進化論とかを「漠然と、漫然と、みんながそう言ってるから」受け入れてるけど。

石灰沈着性腱板炎

なぜか石灰(リン酸カルシウムなど)が腱板に沈着し、急性期にはその石灰に対する強い炎症反応が起こる。

関係する分子
  • アラキドン酸:傷ついた細胞や炎症刺激を受けた細胞が、自分の細胞膜からアラキドン酸を切り出して放出する
  • COX-1, COX-2 (Cyclooxygenase) 酵素:放出されたアラキドン酸を取り入れてプロスタグランジンへと科学変換 (コンバート)
  • プロスタグランジン (Prosta-gland-in):炎症部の細胞に結合して炎症反応を引き出すイベント通知分子。例えば、痛覚神経に結合すれば敏感になったり、血管平滑筋に結合すれば血管が広がったりする。名称は当初、前立腺 (Prostate gland) にのみ存在する物質だと考えられていたため

関係する薬剤

  • ロキソプロフェン:肝臓で活性代謝物となって COX-1, COX-2 にあるアラキドン酸の取り入れ口を塞ぐようになる。結果、プロスタグランジンの生成が減って炎症反応が弱まる。商品名「ロキソニン」が有名
  • セレコキシブ (Cele-cox-ib):COX-2選択的阻害薬で、目的はロキソプロフェンと同じだけど、COX-2の穴にピッタリ合う分子として設計されている。Pfizer製
  • サリチル酸:COX の働きを穏やかに抑える
  • ステロイド:コルチゾール (天然ステロイド) の変異体。故に、細胞膜を通り抜けて細胞核のDNAの働きに作用。炎症反応に関する挙動を変化させ無効化する。これも代謝されて体外へ排出されるが細胞の挙動はしばらく変わらないため作用が長期的に持続する

夜に痛みが強くなる要因

石灰沈着性腱板炎の夜間痛は、いくつかの要因が重なって起こると考えられている。

① 一番大きいのは「姿勢」の影響

昼間は立ったり座ったりしているから、重力で肩の周りの液体が少し下へ逃げやすい。ところが寝ると、立っている、炎症液が少し分散する。逆に寝ると、肩周囲に炎症液がたまりやすい、圧力が上がる、痛い。

肩の中(腱板や滑液包)はもともと狭い空間だから、少し腫れるだけでも圧力が上がりやすい。

② 夜は痛みに集中しやすい

昼間は

歩く

会話する

スマホを見る

仕事をする

など、脳にはたくさんの刺激が入っている。

夜になると

静か

刺激が少ない

痛みだけが目立つ

ということが起こる。

これは脳の痛みの感じ方の問題だね。

③ コルチゾールが減る

ここは前に話したステロイドとつながる話。

人間は毎日、

副腎から天然のステロイド

コルチゾール

を出している。

ところが、

コルチゾールは

★★★★★

★★★

夕方

★★

深夜

というリズムになっている。

つまり

夜中が一番少ない。

だから夜は

天然の抗炎症作用が弱くなり、

炎症物質(プロスタグランジンなど)の影響を受けやすくなる。

ここはCOXが急に増えるというより、

ブレーキ(コルチゾール)が弱くなる

イメージ。

④ 血流の変化

寝ると

肩周囲の血流も変化する。

炎症部位へ流れる血液が増え、

炎症細胞

サイトカイン

プロスタグランジン

などの物質も集まりやすくなると考えられている。

⑤ 肩が圧迫される

横向きで寝ると、

炎症を起こしている肩を直接圧迫する。

特に石灰沈着性腱板炎では

ベッド

腱板

石灰

という状態になり、

かなり痛い。

だから整形外科では

痛い肩を上にして寝たり、

脇にクッションや枕を抱えたりするよう勧めることが多い。