編集の要約なし  | 
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* :source ~/.vimrc で設定を適用  | * :source ~/.vimrc で設定を適用  | ||
==プラグイン==  | |||
vimプラグインを使えば、軽量なデフォルトvimをベースに自分好みの 玄人IDE にしていける  | |||
 # GPTおすすめのプラグイン  | |||
 1. fzf.vim(超高速ファイル・単語検索)  | |||
 2. vim-airline(軽量なステータスバー)  | |||
 3. nerdtree(ファイルエクスプローラー)  | |||
 4. vim-gitgutter(git 連携)  | |||
==環境とシェル==  | ==環境とシェル==  | ||
2025年3月10日 (月) 21:37時点における版

天才ビル・ジョイが自身のプログラミング作業のために作ったエディタ。港の管理運営のために必須。
初期設定
ChatCWIが教えてくれた設定。
# vim .vimrc " ========== 基本設定 ========== set number " 行番号を表示 set cursorline " カーソル行をハイライト set showcmd " 入力中のコマンドを表示 set wildmenu " コマンド補完を強化 set ruler " ステータスラインにカーソル位置を表示 set laststatus=2 " ステータスラインを常に表示 " ========== タブ・インデント ========== set tabstop=4 " タブ幅を4スペース set shiftwidth=4 " 自動インデントも4スペース set expandtab " タブをスペースに変換 set autoindent " 自動インデントを有効化 " ========== 検索設定 ========== set hlsearch " 検索結果をハイライト set incsearch " 入力と同時に検索 set ignorecase " 検索時に大文字小文字を無視 set smartcase " 大文字を含めたら区別 " ========== 表示設定 ========== set nowrap " テキストの折り返しを無効化 set background=dark " ダークテーマ用の配色 syntax enable " シンタックスハイライトを有効化 colorscheme desert " カラースキーム default でもOK " ========== 便利なキーマッピング ========== inoremap jj <Esc> " jj で ESC にする(素早く抜けられる) let mapleader = " " " スペースキーをリーダーキーに設定 nnoremap <leader>s :w<CR> " スペース + s で保存 nnoremap <leader>q :q<CR> " スペース + q で終了
- :source ~/.vimrc で設定を適用
 
プラグイン
vimプラグインを使えば、軽量なデフォルトvimをベースに自分好みの 玄人IDE にしていける
# GPTおすすめのプラグイン 1. fzf.vim(超高速ファイル・単語検索) 2. vim-airline(軽量なステータスバー) 3. nerdtree(ファイルエクスプローラー) 4. vim-gitgutter(git 連携)
環境とシェル
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
:set | 
現在セッションのオプションを表示 | 
:set shiftwidth=4 | 
インデントシフトの初期値 | 
:set autoindent  | 
自動インデントモード | 
:set hlsearch | 
検索時のハイライト表示をオン | 
:set wrap | 
長文を折り返す | 
:set showmatch | 
()や{}の対応表示をオン | 
:set list | 
タグや空白などの見えない文字が確認できる | 
:set all | 
全てのオプションを表示 | 
:sh, ^D | 
シェルを起動、終了 | 
:!command | 
コマンドを実行 | 
:n,m!command | 
n行目から m行目まで command でフィルタ処理 | 
:r !date | 
日時情報がカレント行に書き込まれる | 
起動とファイル操作
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
vi file1 file2 file3 | 
file1とfile2をオープン | 
:r file1 | 
現在行直下にfile1を全てコピー | 
:5r file1 | 
5行目にfile1を全てコピー | 
:w! newfile | 
書き込み権限がない場合の一時しのぎ | 
画面分割
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
^w s, :sp file
 | 
(split) file を横分割で開く | 
^w v, :vs file
 | 
(Verticle Split) file を縦分割で開く | 
^w o, :on | 
(only) 編集中ファイル以外を全て閉じる | 
^w q
 | 
現在のウィンドウを閉じる | 
^w + j/k/l/h
 | 
下/上/右/左のウィンドウに移動 | 
^w + [+/-]
 | 
ウィンドウの横軸を1行広げる/縮める | 
^w + [3>/3<]
 | 
ウィンドウの縦軸を3つ広げる/縮める | 
:ar | 
起動中のファイルをリスト表示 | 
:n | 
(next) 次のファイルへ移動 | 
:rew | 
先頭のファイルへ移動 | 
:last | 
最後のファイルへ移動 | 
:e file2 | 
file2を編集する | 
:e#, Ctrl + ^ | 
直前のファイル編集へ戻る | 
テキスト移動
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
h, j, k, l
 | 
左、下、上、右 | 
w, W, b, B
 | 
前、後の単語(大文字は大きいジャンプ) | 
e, E
 | 
単語の末尾(大文字は大きいジャンプ) | 
), (
 | 
次、前の文章へ | 
}, {
 | 
次、前の空行で区切られたブロックへ | 
%
 | 
括弧移動 | 
行移動
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
[Enter]
 | 
次の行 | 
0, ^, $
 | 
カレント行の先頭、文字先頭、末尾 | 
+
 | 
下の行の文字先頭 | 
-
 | 
上の行の文字先頭 | 
H
 | 
(Head) 画面の最上行 | 
M
 | 
(Middle) 画面の中央行 | 
L
 | 
(Lass) 画面の最下行 | 
nH, nL
 | 
上、下から n行目 | 
z[Enter]
 | 
カーソル位置を画面の一番上に | 
z.
 | 
カーソル位置を画面中央に | 
z-
 | 
カーソル位置を画面の一番下に | 
スクロール
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
Ctrl + y, Ctrl + e
 | 
1行ずつ上、下にスクロール | 
Ctrl + u, Ctrl + d
 | 
半画面ずつ上、下にスクロール | 
Ctrl + b, Ctrl + f
 | 
1画面ずつ上、下にスクロール | 
検索
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
tx
 | 
カレント行内でカーソルより後方にある x の直前にジャンプ | 
Tx
 | 
カレント行内でカーソルより前方にある x の直前にジャンプ | 
fx
 | 
カレント行内でカーソルより後方にある x にジャンプ | 
Fx
 | 
カレント行内でカーソルより前方にある x にジャンプ | 
;, ,
 | 
カレント行の文字検索を前方、後方に繰り返す | 
/pattern
 | 
前方にパターンを検索 | 
?pattern
 | 
後方にパターンを検索 | 
*
 | 
カーソル上のテキストを検索 | 
n, N
 | 
直近の検索を前方、後方に繰り返す | 
置換
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
:s/old/new/
 | 
カレント行の最初の old を new に置換 | 
:s/old/new/g
 | 
カレント行の全ての old を new に置換 | 
:5s/old/new/g
 | 
5行目の全ての old を new に置換 | 
:23,44s/old/new/g
 | 
23~44行目内の全ての old を new に置換 | 
:%s/old/new/, :1,$s/old/new/
 | 
ファイル全ての old を new に置換 | 
:%s/old/new/c
 | 
ファイル全ての old を逐一確認しながら new に変換 | 
:%s/\(That\) or \(this\)/\2 or \1/
 | 
ホールドバッファ1,2によりthis or That と置換 | 
~
 | 
大文字/小文字に変換 | 
パターンマッチング(正規表現)による高度な置換は『vi入門83~107p』を確認
ジャンプ
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
Ctrl + G
 | 
ファイル名、状態、カレント行番号の表示 | 
gg
 | 
ファイル先頭にジャンプ | 
G
 | 
ファイル末尾にジャンプ | 
23G, :23
 | 
23行目にジャンプ | 
mx
 | 
現在位置を x でマーク | 
'x
 | 
x がある行の先頭にジャンプ | 
`x
 | 
x にジャンプ | 
挿入と変更
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
i, a | 
カーソルの前、後にテキストを挿入 | 
I, A | 
行の先頭、末尾にテキストを挿入 | 
O, o | 
カーソルの上、下にテキストを挿入 | 
s, S | 
1文字、カレント行をテキストに変更 | 
r | 
一文字変更 | 
cw | 
単語変更 | 
cc | 
カレント行を変更 | 
c + [motion] | 
モーションで指定した場所までを変更 | 
c + nG | 
カレント行からn行目までを変更 | 
C | 
行末まで変更 | 
R | 
重ね書き | 
10i#- | 
#- の組み合わせを10回入力。Vim によるテキスト編集はプログラミング | 
Ctrl + t | 
(挿入モード)右にインデント | 
Ctrl + d | 
(挿入モード)左にインデント | 
>> | 
右にインデント | 
3<< | 
3行まとめて左にインデント | 
:5,10 << | 
5~10行まとめて右に2インデント | 
削除とヤンク
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
^w, ^u
 | 
入力中の単語を削除。入力中の行を削除 | 
x, X
 | 
文字を前方、後方に削除 | 
dw
 | 
単語を直後の空白とセットで削除 | 
de
 | 
単語のみを削除 | 
dd
 | 
カレント行を削除 | 
D
 | 
行末までを削除 | 
d + [motion]
 | 
モーションで指定した場所までを削除 | 
d + 7G
 | 
カレント行から7行目までを削除 | 
%d
 | 
全て削除 | 
yw
 | 
単語のヤンク | 
yy, Y
 | 
カレント行のヤンク | 
y + [motion]
 | 
モーションで指定した場所までをヤンク | 
y + 7G
 | 
カレント行から7行目までをヤンク | 
P, p
 | 
削除、ヤンクしたテキストをカーソルの前、後にペースト | 
レジスタの活用
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
:reg
 | 
レジスタ一覧 | 
"a5Y
 | 
レジスタa にカレント行から5行を登録 | 
"AY
 | 
レジスタa にカレント行を追記 | 
"bp
 | 
レジスタb の内容をペースト | 
^r + a
 | 
(挿入モードで)レジスタa をペースト | 
^r +
 | 
(挿入モードで)クリップボードをペースト | 
Exモードの活用
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
%, 1,$
 | 
ファイル内全ての行 | 
0, ., $
 | 
ファイルの先頭、カレント行、最終行 | 
x-n
 | 
xのn行前 | 
x+n
 | 
xのn行後 | 
Q
 | 
exエディタを起動 | 
:vi
 | 
viモードへ戻る | 
:3,5d
 | 
3行目〜5行目を削除 | 
:.,$d
 | 
カレント行からファイル最終行までを削除 | 
:3,5m0
 | 
3行目〜5行目をファイル先頭に移動 | 
:3,5m10
 | 
3行目〜5行目を10行目に移動 | 
:13i → text → . | 
13行目に text を挿入 | 
:12c → text → .
 | 
(change) 12行目を text で置き換える | 
その他
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
.
 | 
直近の編集コマンドの繰り返し | 
v, V
 | 
文字、行の選択 | 
ggVG
 | 
ファイル内全てを選択 | 
u, U
 | 
アンドゥ、カレント行の復元 | 
Ctrl + r
 | 
リドゥ | 
J
 | 
2行の連結 | 
:ab
 | 
ab に登録されている略語の一覧 | 
:ab IBM International Business Machines
 | 
IBM を入力すると勝手に正式名称を展開してくれる | 
:unab
 | 
ab に登録されている略語を解除 | 
保存と終了
| コマンド | 説明 | 
|---|---|
ESC, Ctrl + [
 | 
挿入モードへ | 
:e!
 | 
一番最初の状態へ戻す | 
:w, :w!, :wa
 | 
保存、強制的に保存、オープンしているファイルを全て保存 | 
:3,5w newfile
 | 
3〜5行目を newfile として保存 | 
:3,5w>>file
 | 
3〜5行目を file に追記 | 
ZZ
 | 
保存して終了 | 
:q, :q!
 | 
終了、変更を破棄して終了 |